「読書で人生を変えたい」
そう思って本を探したのに、どれを選べばいいかわからず、結局何も読めていない。
そんな経験は、多くの人が抱えています。
読書が続かない理由は、意志が弱いからでも、時間がないからでもありません。
完璧な一冊を探しすぎてしまうこと。
選ぶ前に疲れてしまい、読む前に止まってしまうのです。
5年間で700冊を読み重ねてきた私が、最初に伝えたい結論はとてもシンプルです。
- 人生が変わるかどうかは、本の種類ではなく「読み続けたかどうか」で決まる
- 「最高の一冊」を探し続けるほど、いつまでも読み始められなくなる
- 1日5分、1ページでいいから、本を開くことがすべてのスタート
- 読書はすぐに結果は出ないが、あとから必ず効いてくる“未来への貯金”
本は、1冊で人生を変える魔法ではありません。
けれど、小さな読書を積み重ねた人だけが、
気づいたときに「違う場所」に立っています。
この記事では、
読書が苦手・続かない人でも、迷わず最初の一歩を踏み出せる考え方を、
実体験をもとにわかりやすく解説します。
今日、1ページ読む。
そこからすべてが始まります




5年間で700冊読んで気づいたこと
700冊と聞くと「すごい!」と思うかもしれません。
でも実際には、一気に大量の本を読んだわけではありません。
1日30分だけ。寝る前に15分だけ。
そんな小さな積み重ねの繰り返しが、気づけば大きな数字になっていたのです。
ときには眠気と戦いながらページをめくり、ときには電車でほんの数ページしか読めない日もありました。
完璧とはほど遠い“ゆるい読書”の積み重ねが、いつしか大きな財産になっていたのです。
印象に残る1冊より、積み重ねの力
「人生を変える一冊」に出会いたい。
そんな期待を抱く人も多いでしょう。
けれども私の場合、「この一冊が人生を変えた!」と即答できる本はありません。
むしろ、小さな気づきを与えてくれる本たちを積み重ねたことが、後から振り返ったときに「遠い場所にたどり着いていた」と感じさせてくれました。
本は一発逆転の魔法ではありません。
けれども、積み重ねれば確実に人生の地図を書き換えてくれる存在です。
読書は未来への投資
本を読むことは、株や投資信託のようなものです。
すぐにリターンが返ってくるわけではない。
しかし、少しずつ積み立てていくうちに、自分でも気づかないうちに考え方や行動が変わり始めます。
時間の使い方、働き方、人との関わり方――それらは一気に変わるのではなく、少しずつ染み込むように変化していきます。
成功者が口をそろえて言う「小さな習慣の積み重ねの大切さ」。
その感覚を、読書を通して自然と身につけることができるのです。
これこそが、700冊を読んできて私が得た最大の学びでした。
本を読むことで人生はどう変わるのか
では実際に、本を読むことで何が変わったのか。
私自身の変化を振り返ってみます。
働き方がシンプルになった
ビジネス書や成功者の体験談を読み続けていて、ひとつ大きな共通点を見つけました。
それは、複雑なものをシンプルにする思考です。
- やることを最小限にする
- 本質に集中する
- 時間を無駄にしない
こうした考え方を少しずつ取り入れるうちに、私の働き方もシンプルになっていきました。
「忙しいから読めない」ではなく、「読まないから忙しい」と気づけたのも、読書の積み重ねのおかげです。



時間の使い方が変わった
読書を続けていると、「時間は資産」という感覚が自然と身につきます。
SNSをだらだら見る10分よりも、読書の10分のほうがはるかに価値がある。
そして気づいたのは、読書そのものが「時間の使い方を学ぶ実践」になっていたということです。
本を読むことで「時間を浪費する人」から「時間を投資する人」へと変わることができました。
何を読むかより「読む習慣」がすべて
読書を始めようとする人の多くは、最初に「どの本を選ぶべきか」で迷います。
けれども、700冊読んできてわかったのは――
大事なのは選書のセンスではなく、読む習慣そのものだということです。
選ぶより「読み切る」
- 難しそうでもとりあえず開いてみる
- 面白くなければ途中でやめてもいい
- 読み切れなくても次の本に進めばいい
完璧を求めずに、まずは「読む」という行為を積み重ねること。
その小さな一歩が、やがて大きな変化へとつながっていきます。
読書は「未来への積立貯金」
本を読むたびに、自分の中に「小さな知識」や「小さな習慣」が少しずつ貯まっていきます。
それはすぐには役立たないかもしれません。
けれども、ある日ふとした瞬間に「あの本の内容が役に立った」と気づくのです。
読書は、未来の自分に向けた積立貯金。
数年後、思いもよらぬ形でリターンが返ってきます。
読書初心者へのアドバイス
これから読書を始めたいけれど迷っている人に、私から伝えたいことがあります。
迷ったらまず「1冊読む」
「どの本がいいか」と悩むより、目の前にある1冊を開いてみてください。
その本が「正解かどうか」よりも、最初の1歩を踏み出すことが大切です。



習慣化にフォーカスする
毎日1ページでもいい。5分でもいい。
読書を「生活の一部」にすることが、最大のポイントです。
続けることに意味があり、その積み重ねこそがあなたの未来を変えます。
小さな積み重ねが人生を変える
大きな変化は一瞬では訪れません。
けれども、少しずつ積み重ねていくうちに、気づけばまったく違う場所に立っている。
それが、読書が持つ最大の魔法です。
よくあるQ&A
ここまで読んで、「考え方はわかる。でも自分にできるかな…」
そんな気持ちが、少しでも浮かんでいたら自然なことです。
忙しい日々の中で、本を開く余裕がなかったり、
「読んでも意味があるのか」と不安になったり。
それは、私自身が700冊を読み重ねる途中で、何度も感じてきた迷いでもあります。
そこでこの先では、
読書を始めようとした人がよく抱く疑問や不安を、FAQ形式でまとめました。
一つずつ目を通すことで、
「やっぱり無理かも」から「今日1ページだけ読んでみよう」へ。
その小さな一歩につながれば嬉しいです。
- 読書が続かないのは、やはり本の選び方が悪いからでしょうか?
-
いいえ、最大の原因は「本の選び方」ではありません。
この記事で伝えている通り、読書が続かない理由は「完璧な一冊を探し続けてしまうこと」です。
700冊読んできた経験から言えるのは、何を読むかよりも、とにかく読み始めて積み重ねることのほうが、読書を続ける上で圧倒的に重要だということです。 - 忙しくてまとまった読書時間が取れません。それでも意味はありますか?
-
十分に意味があります。
著者自身も、1日30分、時には寝る前の15分や電車で数ページ読むだけの日を積み重ねて700冊に到達しています。
この記事で繰り返し述べているように、1日5分・1ページでもいいから続けることが、結果的に働き方や時間の使い方を変えていきます。 - 本を読んでも、すぐに役立っている実感がありません。それでも続けるべきですか?
-
はい、続けるべきです。
読書は即効性のある魔法ではなく、未来への積立投資です。
記事内でも触れているように、知識や気づきはすぐには使われなくても、数か月後・数年後にふと役立つ形で返ってくることが多々あります。
それこそが、700冊を通して得た最大の学びです。
まとめ:読書は「選ぶもの」ではなく「積み重ねるもの」
5年間で700冊読んできて、私が強く伝えたいのはただ一つ。
「どの本を読むか」ではなく「読書を積み重ねること」こそが人生を変える力になるということです。
多くの人は「最初にどんな本を読むべきか」で悩みます。
「有名なビジネス書がいいのか?」「ベストセラーを選んだほうがいいのか?」
そうやって考えているうちに、時間ばかりが過ぎてしまうのです。
けれども大切なのは、完璧な一冊を選ぶことではありません。
目の前にある本を手に取り、読み始めること。
そして、少しずつでも続けていくことです。
本を1冊読んだからといって、明日から劇的に人生が変わるわけではありません。
けれども、10冊、50冊、100冊と積み重ねていくうちに、あなたの考え方や行動は確実に変わっていきます。
それはまるで、毎日の小さな筋トレがやがて大きな体力となっていくように。
気づけば「過去の自分とは違う景色」が見えているのです。
私自身、特別な才能や環境があったわけではありません。
ただ、目の前の本をコツコツと読み続けただけです。
その積み重ねが、働き方を変え、時間の使い方を変え、人生そのものを変えていきました。
だから声を大にして伝えたい。
読書は「未来を変える積み立て」なのです。
今日読む1冊が、今すぐには役立たないかもしれません。
けれども、数か月後、数年後に必ずあなたの背中を押してくれる瞬間がやってきます。
そしてそのとき、あなたは気づくはずです。
「あのとき本を読み始めて、本当に良かった」と。
だからこそ、迷っているなら今すぐ始めてください。
どんな本でも構いません。
本屋で手に取った1冊、図書館で目についた1冊、家の本棚で眠っていた1冊――。
あなたが今日、最初の一冊を開くこと。
それが未来を変える第一歩になります。
そして数年後、振り返ったときに「読書を積み重ねてきた自分」を誇れるはずです。




コメント