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あおいテキストを開くたびに、アルファベット3文字の用語がずらっと並んでて…もう見た瞬間に閉じたくなります。




わかる。SFAとSCMとSLA、正直どれがどれだか区別つかないよね。




その気持ち、置いていって大丈夫。この記事は用語を全部ここで暗記させる場所じゃなくて、あなたのつまずきに合った「解説記事」まで案内する地図だよ。まず自分がどのタイプでつまずいてるかを見つけよう。
ITパスポートの勉強を始めると、最初にぶつかる壁が用語です。カタカナと3文字の略語が一気に押し寄せて、意味がわからないまま次のページに進んでしまう。そこで手が止まる人は本当に多い。
この記事は、電気工事の現場を30年やってきてITパスポートに独学で受かった私が、「その用語、どの記事を読めばスッと入ってくるか」を交通整理するために作りました。用語を一語ずつ解説するのではなく、あなたのつまずきタイプから、いちばん効く解説記事へ最短で飛べるようにしてあります。
- 用語を丸暗記しなくていい理由と、代わりにやること
- 自分のつまずきタイプ(4種類)と、それぞれに効く解説記事
- ストラテジ・マネジメント・テクノロジの3分野で用語を整理する地図
ITパスポートの用語は丸暗記しなくていい|まず結論
結論から言います。用語は丸暗記が一番の遠回りです。
意味も知らないまま「SLA、SLA、SLA…」と唱えても、翌朝には消えています。私も最初はそれをやって、盛大に失敗しました。ノートに略語をずらっと書き写して満足して、次の日には半分も言えない。あれは覚えているつもりの錯覚でした。
覚え方には順番があります。「意味 → 日常のたとえ → どの分野の話か」の3段階。この順で通すと、用語が知識の中に居場所を見つけて、そこに座ってくれます。たとえばSLA(サービス品質の約束)なら、意味を日本語にして、「宅配便の“翌日までに届けます”という約束」にたとえて、マネジメントの分野に置く。これだけで、翌朝も残っています。




たとえに変えるだけで、そんなに違うんですか?
順番を守ると、覚える量そのものが減ります。バラバラの単語100個ではなく、意味でつながった塊として頭に入るからです。
この記事の使い方はシンプルです。次のH2で自分のつまずきタイプを見つけて、案内された解説記事に飛ぶ。それだけ。地図を広げて、行き先を決める感覚で読んでください。
あなたはどれ?用語のつまずきタイプ別診断
つまずき方には、だいたい4つのパターンがあります。自分に当てはまるものを探してください。1つとは限りません。2つ当てはまる人も普通にいます。
タイプ1:アルファベット3文字の略語が全部同じに見える
CRM、SFA、SCM、RFP、RFI…。3文字の略語がどれも同じ顔に見えて、選択肢を読んだ瞬間に自信がなくなる。もしこれが一番のストレスなら、あなたはタイプ1です。
略語は、元の英語を分解すると急にほどけます。SFAは Sales Force Automation で「営業活動の自動化」。一度この作業を体験すると、他の略語にも同じ手が使えるようになる。まずは頻出の略語をまとめて棚卸しするのが近道です。




略語って、元の言葉を見ないで丸暗記してたから同じに見えてたのか…。
タイプ2:経営とか業務改善の話がピンとこない
「業務プロセスを改善する」「経営戦略に沿って」。こうした言い回しでフリーズするなら、タイプ2です。会社勤めの経験が浅いと、そもそも何の話をしているのか像が結ばない。私も現場の人間なので、机上の経営用語には最初かなり戸惑いました。
このタイプは、まず「会社の中で何がどう動いているか」を用語とセットでつかむのが効きます。たとえばBPR(業務のやり方を根本から見直すこと)とPDCA(計画→実行→確認→改善のサイクル)は、言葉だけ見ると別物ですが、「仕事を良くするための考え方」という同じ棚に入れると急に整理できます。業務プロセスの基本と、ソリューションビジネスの2記事を通すと、この手の用語がつながって見えてきます。
タイプ3:システム開発の流れになると用語が混ざる
要件定義、設計、機能要件、非機能要件。開発の話になると近い言葉が並んで、どこで何を決めるのかが混ざる。これがタイプ3です。
ここは「開発のどの段階で登場する言葉か」を軸に整理すると一気にほどけます。家を建てる話にたとえるとわかりやすい。「どんな家に住みたいか」を決めるのが要件定義、「柱を何本、どこに」を決めるのが設計です。機能要件は「お風呂とキッチンが要る」という中身の話、非機能要件は「地震に強く」「冬でも暖かく」という性能の話。段階と役割で分けると混ざりません。要件定義まわりを1本で押さえておくと、テクノロジ系の問題を読むスピードが変わります。
タイプ4:図や管理系の用語が苦手
WBS、ガントチャート。プロジェクト管理で出てくる図の名前や管理用語が苦手なら、タイプ4です。名前だけ聞くと難しそうですが、中身は「作業を分けて、いつやるか並べる」だけ。WBSは大きな仕事を小さな作業まで枝分かれさせた一覧、ガントチャートはその作業を横棒で日程に並べた表です。現場で工事の段取りを組むのと、やっていることは同じでした。図とセットで見ると拍子抜けするほど簡単です。
分野別・用語マップ|どの記事で何が学べるか
ITパスポートの用語は、大きく3つの分野に分かれます。ストラテジ系(経営や戦略)、マネジメント系(開発や管理の進め方)、テクノロジ系(技術の中身)。この3分野に、上で紹介した記事の用語を並べ直すと、次の地図になります。
| 分野 | 主な用語 | 学べる記事 |
|---|---|---|
| ストラテジ系(経営・戦略) | CRM/SFA/SCM/ROI/CSR/BPO/BPR/BABOK | 略語18選 |
| ストラテジ系(業務の見える化・改善) | BPM/DFD/PDCA/QC/CS・ES/TOC | 業務プロセスの基本 |
| ストラテジ系(ITサービスの形) | SaaS・PaaS・IaaS/オンプレとクラウド/ERP/ROI・TCO | ソリューションビジネス |
| マネジメント系(発注・契約) | RFI・RFP・RFQ/SI/SLA/BPMN | 略語18選 |
| マネジメント系(開発工程) | 機能要件・非機能要件/業務要件定義とシステム要件定義/要件定義と設計の違い | 要件定義 |
| マネジメント系(プロジェクト管理) | WBS/ガントチャート | WBS解説 |
| テクノロジ系(技術) | BYOD/RPA/SOA/SQL | 略語18選 |
試験はこの3分野で構成されています。だから用語も「どの分野の話か」でまとめると、頭の中の棚が3つで済む。1個ずつバラバラの引き出しにしまうより、ずっと取り出しやすくなります。




棚が3つでいい、って言われると急に気がラクになりました。
独学合格者の覚え方3原則
現場一筋だった私が、机の上の用語をどう頭に入れたか。特別なことはしていません。この3つを守っただけです。
原則1:日本語に訳してから日常のたとえに変換する
英語やカタカナのままでは、頭が受け取りを拒否します。まず日本語に訳す。次に自分の身近なものにたとえる。これだけで定着がまるで変わります。
既存の解説記事でも、業務改善のたとえに文化祭の出し物を、システムの分担にキッチンの役割分担を使っています。「経営戦略」より「文化祭で何を売るか決める会議」のほうが、あきらかに覚えやすい。私の場合は、現場の段取りに置き換えるのが一番効きました。配線の順番、材料の手配、人の割り振り。カタカナの用語を、自分が何百回もやってきた作業に翻訳すると、するっと入ってくる。抽象的な用語は、自分が体で知っている場面に着地させる。それが一番速いです。あなたにとって身近な場面なら、部活でもバイトでもゲームでも構いません。




現場のたとえでいいなら、私にも作れそうです。
原則2:略語は先に「元の言葉」を見る
略語をアルファベットのまま覚えようとすると、必ず混ざります。先に元の英語と、その和訳を見る。これが鉄則です。
RFPは Request For Proposal、訳すと「提案してください、というお願い」。元の言葉を知ってしまえば、RFPとRFI(情報をください)とRFQ(見積もりをください)が、はっきり別物として立ち上がってきます。略語が全部同じに見える人ほど、この一手が効きます。
原則3:1個ずつでなく「分野でまとめて」覚える
似た者同士を並べると、差分で覚えられます。バラバラに1個ずつ覚えると、隣の用語との違いが見えないまま忘れます。
SaaS・PaaS・IaaSは3つ並べて「どこまでを借りるかの違い」で捉える。ソフトごと借りるのがSaaS、土台まで借りるのがPaaS、機械だけ借りるのがIaaS。並べると、違いが線1本で見えます。CRM・SFA・SCMも同じで、「顧客・営業・供給、どこを扱う道具か」で並べると差分が浮かぶ。1個の暗記ではなく、グループの中の位置で覚える。これが3つ目の原則です。




並べて違いで覚えるって、たしかに一番ラクかも。
ITパスポートの用語に関するよくある質問と回答
- 用語は全部覚えないと合格できませんか?
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全部を辞書のように暗記する必要はありません。優先すべきは、「その用語を自分の言葉とイメージで説明できる」状態です。
細かい定義を丸暗記するより、過去問を解く中で何度も出会う用語を優先してください。出会う回数が多い用語ほど、本番でも問われやすい。頻度が高いものから、意味とたとえをセットで固めていくのが現実的です。逆に、過去問で一度も見かけない用語を、テキストの隅から拾って覚え込む必要はありません。時間は、よく出る用語に寄せる。それだけで手応えが変わります。
- 略語がどうしても覚えられません
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それは覚え方の問題で、あなたの記憶力の問題ではありません。原則2に戻ってください。略語のまま覚えようとせず、先に元の英語と和訳を見る。
まとめて棚卸ししたい人は、頻出の略語を1本で整理した記事があります。略語18選の記事をひととおり眺めるだけでも、「あ、こういう規則で略してるのか」という感覚がつかめます。
- 用語の勉強と過去問、どっちを先にやるべき?
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どちらか一方ではなく、並行がおすすめです。
用語を完璧にしてから過去問、と考えると、いつまでも過去問に進めません。先に過去問を解いて、知らない用語に出会ったらこの用語マップに戻ってくる。この往復が、いちばん記憶に残ります。過去問は用語の「使われ方」を教えてくれる教材でもあるんです。同じ用語でも、問題文の中でどう問われるかを知ると、覚え方の解像度が上がる。だから、テキストを読み終えるのを待たずに、早めに過去問へ手を伸ばして大丈夫です。
まとめ|用語がわかれば過去問が読める
用語は丸暗記しない。「意味→たとえ→分野」の順で整理する。そして自分のつまずきタイプに合った記事から手をつける。
用語の霧が晴れると、過去問の文章がふつうに読めるようになります。読めれば、解ける。




まずは自分のタイプを1つ選ぶ。そこからでいいんだね。
まだ自分のタイプが決まっていない人は、「タイプ別診断」に戻って、いちばん近い症状を選んでください。そこがあなたのスタート地点です。








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