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あおいサーキュレーターって気になるけど、電気代が増えるだけじゃないの?




わかる…。エアコンだけでも電気代高いのに、もう1台回すとか不安だよね。




結論から言おう。サーキュレーターの電気代は月たった250円。しかもエアコンの設定温度を2℃上げれば、差し引きで月750円お得になる計算だ。電気工事士30年の私が、計算の根拠ごと見せるよ。
夏のエアコン、電気代の請求書を見てため息をつく。
リビングは涼しいのに、キッチンはモワッと暑い。
「サーキュレーターを併用すれば電気代が下がる」と聞いたことはある。でも本当に効果があるのか、余計な出費にならないか、不安で踏み出せない。
この記事では、電気工事士歴30年の私が実際にサーキュレーターとエアコンを併用した体験と、電気代の計算を公開します。私が使っているサーキュレーターは27Wで、1日10時間なら月約250円。エアコン設定温度を2℃上げれば、計算上は差し引き月750円お得になります。
読み終えれば「サーキュレーター、買う理由しかないな」と思えるはず。
サーキュレーターの電気代は月約250円。エアコンの設定温度を2℃上げれば月1,000円の節約になるから、差し引き月750円お得になる計算。しかも部屋の温度ムラが減る。1万円の初期投資は3〜4シーズンで回収できる計算。
サーキュレーター×エアコン併用の電気代は月たった250円
サーキュレーター単体の電気代は月約250円(1日約8円)。消費電力27Wは、ドライヤーの約40分の1。「電気代が増える」という心配は杞憂だった。
「サーキュレーターを回したら電気代が跳ね上がるんじゃないか」。
そう心配する人は多いはず。電気工事の現場で30年やってきた私が、消費電力から電気代を計算してみます。
消費電力はたった27W
私が使っているサーキュレーターの消費電力は27W。
この数字がどれくらい小さいか。
| 家電 | 消費電力 |
|---|---|
| エアコン(冷房) | 500〜1,000W |
| ドライヤー | 1,200W |
| 扇風機 | 20〜40W |
| サーキュレーター(DCモーター) | 27W |
エアコン冷房の消費電力と比べたら約30分の1。「もう1台家電を回す」と聞くと電気代が心配になるけど、実際は扇風機(20〜40W)と同じくらいの消費電力。
1日約8円・月250円で部屋の空気を回せる
消費電力27Wは本体ラベルの定格で、実際には風量設定や首振りで変わります。計算上は、27Wで1日10時間なら月の電気代は約250円。弱運転が中心なら、これより下がります。
私はエアコンと一緒に、年に約4ヶ月回しています。1日10時間で計算すると、4ヶ月のサーキュレーター電気代は合計で約1,000円。




月250円なら、コンビニのコーヒー2杯分くらいだね。
正直、この金額で部屋全体の快適さが変わるなら安いもの。エアコンの設定温度を1℃緩めると、冷房の消費電力量は約13%減ると見込まれている(出典:環境省「エアコンの使い方について」)。裏を返せば、1℃下げるとそのぶん電気代がかさむ。サーキュレーターで温度を下げずに済むほうがはるかにお得。
エアコン設定を2℃上げた場合の試算:差し引き月750円お得
ここからが本題。サーキュレーターで空気を回して温度ムラを減らしたうえで、エアコンの設定温度を2℃上げた場合を計算してみます。
計算はこうなる。
- サーキュレーター電気代:+250円/月
- エアコン設定温度2℃上げ:−1,000円/月(目安・約13%×2℃分)
- 差し引き:月750円の節約
※エアコン(冷房)の電気代が月約3,800円の家庭で、約13%×2℃分=約26%減った場合の目安(3,800円×26%=約990円)。電気料金は1kWhあたり約31円で計算。
年間(4ヶ月使用)で計算すると約3,000円の節約。私の機種は約8,500円(2026年9月時点)なので、約3シーズンで元が取れる計算。
でも正直、元を取る以前に「快適さ」のほうが大きい。




電気代の話をすると「月750円?少ないな」と思う人もいるだろう。でも本当の価値は、部屋の温度ムラが減ること。これは金額に換算できない。
扇風機じゃダメ?サーキュレーターとの決定的な違い
扇風機は「自分に風を当てる」道具。サーキュレーターは「部屋の空気を回す」道具。目的がまったく違うから、エアコンとの併用ならサーキュレーター一択。
「わざわざサーキュレーターを買わなくても、扇風機でいいんじゃないの?」
答えから言うと、この2つは目的がまったくの別物。
首振り範囲が段違い
サーキュレーターの一番の強みは上下左右の首振り範囲の広さ。
扇風機は基本的に左右の首振りだけ。風は水平方向にしか動かない。一方、サーキュレーターは上下にも首を振るから、天井に溜まった暖かい空気も床に溜まった冷たい空気も、まんべんなくかき混ぜてくれる。
扇風機より首振り範囲が広い。
コンパクトでどこでも置ける
扇風機って、場所を取る。夏が終わったら押入れに入れるのも一苦労。
サーキュレーターは扇風機よりずっと小さくて、どこにでも置ける。棚の上に置けば床面積ゼロ。




棚の上に置けるの?倒れたりしない?
棚の上に置くなら、落ちないように奥行きに余裕のある棚を選んでおきたい。高い位置から空気を送れるので、部屋全体の空気も回しやすい。
音が気になるならDCモーター
音の問題も見逃せない。扇風機は「ブーン」という低い音が出るものが多いと言われる。寝室で使うと気になる人もいるはず。




DCモーターって何が違うの?
ACモーター(従来型)は「強・中・弱」の3段階程度のものが多い。DCモーターは風量を細かく調整できるモデルが多い。私の機種は8段階で、シリーズ名も「DC silent」と静音をうたっている。「ほぼ微風」の設定にすれば、体に風を感じないのに空気だけが循環している状態を作れる。
使っていて感じたのは「温度のムラが減った」こと
15畳のリビングでエアコンと一緒に回していて、私が実際に感じているのは、部屋の温度のムラが減ったこと。
電気代の話だけなら「月750円でしょ」で終わるかもしれない。でもサーキュレーターの本当の価値は、部屋の温度のムラが減ること。




温度ムラの正体は「冷たい空気は下に、暖かい空気は上に溜まる」という単純な物理現象。サーキュレーターはその空気をかき混ぜるだけ。原理はシンプルだけど、効果は大きい。
私が3年ほど使っているおすすめ機種 アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-W
DCモーターで消費電力27W・上下左右首振り・リモコン付き。3年ほど使って、気になったのはホコリくらい。
「で、どれを買えばいいの?」という声が聞こえてきそうなので、私が実際に使っている機種を紹介します。
スペックとおすすめする理由
アイリスオーヤマ サーキュレーターアイ DC silent PCF-SDS15T-W
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 適用畳数(目安) | 20畳 |
| モーター | DCモーター(専用ACアダプターでDC24V) |
| 消費電力 | 27W(メーカー取扱説明書の定格) |
| 首振り | 左右・上下・上下左右 |
| 風量 | 8段階 |
| リモコン | あり |
| 切タイマー | 2・4・8時間 |
| サイズ・重さ | 幅約21×奥行約21×高さ約29cm・約1.3kg |
| 価格 | 約8,500円(2026年9月時点のAmazon価格) |
おすすめする理由は3つ。
- DCモーター搭載で消費電力27W。ACモーターの安いモデル(3,000円台)もあるけど、電気代と静音性を考えたらDCモーター一択
- 上下左右に首振りできる。後で紹介する「エアコンの真下から上向きに送る」置き方がそのままできる
- 20畳対応(目安)。うちは15畳の部屋に置いていて、広さには余裕がある
3年ほど使ってみた正直な感想
15畳の部屋で3年ほど回しています。困ったことはほとんどなく、気になるのはホコリが溜まってくることくらい。
取扱説明書でも、ホコリが付いたまま使うと故障の原因になるとされています。お手入れは、前面ガードのねじを3か所外して、内側を掃除機で吸い、取り切れないところを柔らかい布で拭く手順です。
電気工事の現場では業務用サーキュレーターを使うことも多いけど、家庭用ならこのクラスで十分。
\電気工事士30年の私が自宅で3年ほど使用中/
別の選択肢:分解丸洗いできるAZ-SDC15TEC-W
ホコリの掃除をもっとラクにしたいなら、同じアイリスオーヤマのAmazon.co.jp限定モデル「AZ-SDC15TEC-W」も候補になります。私は使っていないので、ここではAmazonの商品ページに載っている内容だけを書きます。
- DCモーター搭載
- 上下左右に首振り
- リモコン付き
- 分解丸洗いに対応
価格は約10,800円(2026年9月時点のAmazon価格)。適用畳数や消費電力は、購入前に商品ページで確かめてください。
サーキュレーターの効果的な使い方・置き方
冷房時はエアコンの真下に置いて上向き首振り。暖房時はエアコンの対角線に置いてエアコンに向ける。この2パターンだけ覚えればOK。
「買ったけどどこに置けばいいかわからない」という人が多い。答えはシンプル。
【冷房】エアコンの真下に上向き
冷たい空気は下に溜まる。だからエアコンの真下にサーキュレーターを置いて、上向きに風を送る。
天井に向かって冷気を押し上げることで、部屋全体を循環させる仕組み。置き方は部屋によって変わるけど、私もリビングで回していて、温度のムラが減ったと感じている。
【暖房】エアコンの対角線に向ける
暖かい空気は天井に溜まる。冬はエアコンから離れた位置(対角線)にサーキュレーターを置いて、エアコンに向けて風を送る。
天井付近の暖気を下に押し戻すイメージ。足元が冷えにくくなるので、暖房の設定温度を控えめにしやすい。
やってはいけないNG配置
- ❌ エアコンと同じ壁に置いて同じ方向に風を送る(冷気が偏る)
- ❌ 家具や壁に近すぎる場所に置く(風の流れが遮られる)
- ❌ 人に直接風を当てる位置に置く(体が冷えすぎる)
サーキュレーターは「人に風を当てる」道具ではなく「空気を回す」道具。風を体に感じない位置に置くのが正解。




なるほど、扇風機と違って自分に向けなくていいんだね。



よくある質問
サーキュレーターとエアコンの併用について、よく聞かれる疑問をまとめました。
私が使っている消費電力27Wのサーキュレーターの場合、1日10時間使用で計算すると月約250円です。ACモーターのモデルはもう少し高くなりますが、それでも月500円以下で収まります。
何度上げられるかは、部屋の広さや間取り、日当たり、暑さの感じ方で変わるため、一概には言えません。この記事の「差し引き月750円」は、2℃上げた場合の試算です。まずは1℃上げてみて、暑く感じないか確かめるのがおすすめです。
エアコンと併用して部屋全体を涼しくしたいなら、サーキュレーターがおすすめです。「自分だけに風を当てたい」なら扇風機。両方の役割は明確に違います。
使えます。暖房時は天井に溜まりやすい暖気をかき混ぜることで、足元が冷えにくくなります。暖房の設定温度を控えめにして電気代を抑える、という使い方もあります。
- サーキュレーターを1台購入する(DCモーター搭載・1万円前後がおすすめ)
- エアコンの真下に置いて上向き首振りで運転する
- エアコンの設定温度を1℃ずつ上げてみる(暑く感じなければ、2℃上げで月約1,000円安くなる計算)




サーキュレーターは置き方さえ押さえれば、あとは回すだけ。難しいことは何もない。電気代は月250円、設定温度を2℃上げれば差し引き月750円お得になる計算で、温度ムラも減らせる。試さない理由は少ないと思う。









まとめ
- サーキュレーターの消費電力は27W、月の電気代は約250円
- エアコン設定温度を2℃上げた場合、差し引き月750円お得になる計算
- 扇風機とは目的が違う。エアコン併用なら断然サーキュレーター
- 空気をかき混ぜて、部屋の温度ムラを減らせる
- コンパクトで棚の上にも置ける
- 冷房時はエアコン真下に上向き、暖房時は対角線にエアコン向き
月250円の投資で、設定温度を2℃上げれば月1,000円のエアコン代が浮く計算。そのうえ部屋の温度ムラも減らせる。
私は30年間、「電気」で飯を食ってきた人間です。だから計算で示せる。サーキュレーターは、使い方しだいで「電気代が増える家電」ではなく「電気代を減らす家電」になる。
まだ持っていないなら、今年の夏から始めてみてください。
